どんなに上手に隠れても 岡嶋二人

どんなに上手に隠れても (講談社文庫)

どんなに上手に隠れても (講談社文庫)

白昼のテレビ局から売り出し中のアイドルが誘拐される。
犯人からの要求は身代金1億円。
事件解明に奔走する警察、
事件の話題性を最大限利用しようとするスポンサー、芸能プロダクション。。。
様々な思惑が重なり合う中で、事件は劇的に進行していく。


舞台が芸能界を扱っていることもあり、
劇場型犯罪の誘拐小説だ。


岡嶋二人の作品にはずれは無いが、
これモまた読み始めたらとまらずに本当に面白かった。
誰もコントロールできない大衆の怖さを感じた。