いつもの

夏になれば暑くてやってられん、冬になれば寒い寒いと文句を言い通しの僕は
いつも好きな季節を聞かれれば「春と秋」と答えてるんだけど、今まさに秋なんだと感じた。
地下鉄の改札を出て地上への階段を上るとき、風が心地良い。
最近、会社帰りに特に季節を感じる。

少し前までの夏盛りが、今年も残すところあと2ヶ月余り。
1年の早さを惜しむより、今年も秋が来た、冬が来るという廻る季節に新鮮味を覚える。
すっかり年取ったのか覚醒しているときは時間の経過に敏感ではなくなった。

でも、寝てるときはやはり未練があるのか。
今日も明け方に学校で授業に出ていない夢を見た。高校時代の。
「あー、このままじゃ卒業できないなぁ。留年はまずいな」
と思って、体育の水泳の授業に全然出ていないのに今日も寝坊というところで目が覚めた。
冷や汗の起床。汗が冷たい。
なんだ、まだ学生気分が抜けてない。季節への未練以前に大きな課題がありそうだと感じた。