[日記]クラブのデビュー
先週末、新品のアイアンセットと中古で購入をしたドライバーを持って、ゴルフに行ってきた。

一緒に行った同僚にもクラブを新調したことを伝えており、
前日は遼君とウッズの映像をYoutubeで見て、気合は十分だ。
この日のために、服も新調した。ゴルフ用のバックも新調した。
新しいこと尽くめ。


書籍以外のものをほとんど購入しないので、
気分が高揚している。今日はいけそうな予感。


第1ホールのティーグラウンド。
青空が祝福している。
「新しいドライバーで行っちゃってください」
後輩が声をかけてくる。準備は整った。


グラウンドにティーを指し、ボール(これも新品)をおいて、
精神を集中し、全力で振りかぶった。大丈夫。頭も動いてない。体の心もぶれていない。
そのとき、
「スイングは腕じゃなくて、背筋を使うんだ」
という声が聞こえてきた。あれ?どうやってふるんだっけ?
集中力を乱されての全力のスイングは、空高く舞い上がった!




はずだったんだけど・・・
白いニューボールは2メートル先ぐらいの芝生にチョンチョンッと転がっていった。
痛恨のチョロ。痛すぎる。パターで打ってももう少し転がるはず。。

爆笑に包まれるティーグラウンドを後にして、その日のゴルフはスタートしました。

ま、結果的にはベストスコアが出たので良かったんだけど、
なんというか、惨めなスタートだったなぁ。


練習頑張ろうと思った一日でした。

購入

ゴルフクラブをついに買ってしまいました。アイアンセットです。

http://golf.dunlop.co.jp/xxio/iron/xxi_ir_2010_iron.html

清水の舞台。
人生二番目の高い買い物でした。

嬉しくて、早速練習場に行ってきました。

喜び勇んでスイングをすると、なんか音まで違うような・・・飛びそうな予感。

ボールを構えての最初のスイング。空振りです。

あれっ?と思ってもう一度。また空振り。
どうやら、力のかけ方がこれまでと違うみたい。

同僚に姿勢を直してもらいながら1時間格闘して、ようやくサマになってきました。


飛距離もアップして(道具はやはり大事です)ゴルフが楽しくなって来ました。

3連休

3連休。年に7日しかない貴重な国民の祝日
仕事関係の仲間とゴルフに行ってきました。


いつもなら、直に埋まってしまうはずのシンガポールの祝日にもかかわらず、
幹事のファインプレーで直前の申し込みにもかかわらず、ビンタン島のツアーが申し込めました。


金曜日の夕方にタナメラ・フェリーターミナルを出発。
最近、東南アジア沖で石油タンカーの衝突事故が起きた影響で、
フェリーターミナルの周辺はオイルの臭いが充満しており、
波打ち際は固形化した原油だらけになってました。
せっかくきれいな海なのに本当に残念。

オイル臭のするターミナルを出て、約50分でビンタン島へ到着しました。


貴重な連休とあって、到着したターミナルは大変な混みようで、
VISAの取得にも大変待たされることになりました。

早めにホテルにチェックインしてプールで遊ぶ予定も、
残念ながら叶わなかったのが悔やまれます。


でも、夕食までのわずかな時間をに
海辺を散歩することが出来ました。


ビーチリゾートは何時行っても和やかな雰囲気です。
浜辺でじゃれているカップルに皆で舌打ちをしながら、
夕暮れ時、という情緒的な時間を過ごすことが出来て幸せでした。


男女2名ずつの旅のため、2部屋取りましたが、
部屋同士がつながる仕組みにみな驚いてました。
結局、浜辺の散歩からホテルには行っているPOLOショップでの買い物、
レストランでの食事と続いて必然的な部屋のみに突入していきました。


今回の旅行の主目的はゴルフです。
前日に心配させた重たい雲が、明け方には晴れ渡る青空へと変わってました。

後半は残念ながら天気が崩れて、
ラウンドが無事終了までいけるか不安でしたが、何とかギリギリで終わって帰路に付くことが出来ました。


少しずつスコアがあがってきて、最近ゴルフも面白くなってきてます。

周りから、クラブを新調することも進めらており、思案中。

最近読んだ本とか

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

ほとんどワンシーンで語られる物語。
幼少時代の記憶が無いと言う元恋人に誘われて訪れる家と、
そこに不自然に残された生活の記憶と、喚起される追憶の物語。

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

本格ミステリーモノとしての醍醐味を感じさせてくれる秀逸な作品。
こういう物語を書かせると東野圭吾氏は本当に上手い。

黄昏の百合の骨 (講談社文庫)

黄昏の百合の骨 (講談社文庫)

敬愛する恩田陸さんの秀作。
妖艶な洋館に生息する美しい人々の禍々しい物語。
時間を忘れて物語の世界の没頭。

それでも、警官は微笑う (講談社文庫)

それでも、警官は微笑う (講談社文庫)

明るい警察小説。
物語中に酒の記述が無かったのは、作者が酒を飲まないからか??
女性が書いたことを捨象してもストーリーは色あせない。

告白

告白

本屋大賞受賞作。
むかし、同じようなコンセプトで読んだ作品があったが、楽しく読了。
今後の作品に期待。

数学的にありえない 上 (文春文庫)

数学的にありえない 上 (文春文庫)

数学的にありえない 下 (文春文庫)

数学的にありえない 下 (文春文庫)

デビュー作にしてハリウッド映画のようなスピード感。
日本語表題作の意味が最後まで腑に落ちなかったが、非常に引き込まれる作品。
文庫本になっている点も良い。
知的なサスペンスにして、精神的な面も含んでおり夢と現実とが朦朧とする意識の中に四十万のように
流れ行く作品。文系読者も非常に楽しめる。

照柿

照柿

私はこの人の作品の前には語るべき言葉をもてない。
平坦な時間軸の中に起き得る、事件と名の付く所業が、
果たしてどのような発端においてなしえるのか。
全く時間を忘れて没頭した。体力の要る読書だが、必見。
本当に、高村薫氏は大変な作家であると思う。

5月23日

今日は、父と祖父の命日だ。
3年前の今日、父が急逝した。


顧客先に直接赴くため、いつもより遅く起きた私は、
父の寝室にスリッパがまだ脱いであることに気が付いた。
いつもなら、とっくに会社に言っている時間。
不審に思い部屋を開けると、真っ暗な部屋からは人の気配がしなかった。
おそらく、スリッパを履くのを忘れて出て行ったのだと思い、
部屋の電気をつけると、父が横たわっており、直にもう事切れていることに気が付いた。


沖縄への社員旅行から帰ってきて以来、
ずっと頭が痛いと言っていた。なぜ、あのときに病院にいくことを勧めなかったのか。
後悔してやまない。


父との最後の会話は、今も覚えている。
最後の夜。寝る前に突然、今日変な電話がかかってきてね、と話しかけられた。
唐突にそういう話をすることの無かった人が、いったいどうしたのか。
話の先を促すと、
飼い主からずっと動物病院にあづけられていたゴールデンレトリバーが、
飼い主から連絡があり引き取られた、と言う連絡だったらしい。
良かったですね、と応えたそうだ。
そしたら、今度はまた別の施設に犬を預けるのだと言う。変な電話。
世の中、良く分からない人がいるね、かわいそうに。
と言うのが、私の返答だった。
27年間、ずっと一緒に過ごしていた父との最後の会話だった。


後に母から聞いて判明したのだが、
父は、その犬を引き取ろうとしていたそうだ。
この日から、私の時間は止まってしまった。


そんなことから、あっという間に3年がたってしまった。
そしてその翌年、今度は長崎の祖父が亡くなった。


今日、夢を見た。
父と母が小言を言い合っていた。
私はそれを、新聞を読みながら聞き流していた。
当たり前すぎてずっと続くと思っていた日常が。
あの止まってしまった時間が、こんな風に、今も続いていてくれたら、どんなに良かっただろう。


自分で選んだ道であるとはいえ、
命日に、亡き人の思い出を話せないのは辛い。


こちらに持ってきた父の遺影に、今日はビールを供えた。
父と祖父を悼む。

GW

日本のGWが羨ましい。。。
もし日本にいたら、年休使ってきっと11連休ぐらいしていたと思うけど、
ここは残念ながら無関係です。
でも、日本が休みなおかげで、メールも電話も圧倒的に少ない平和な日々でした。


ということで、皆で年休でも取って遊びに行こう!と言う計画が急遽持ち上がり、
5月6日(火曜)にインドネシアのリアビンタン島までゴルフに行ってきました。
このために、わざわざフィリピンから来たメンバーもいたりして、
総勢7名でのゴルフコンペです。

交通手段はシンガポールの港から出ている船です。
小一時間で島に到着しました。


つい最近まで、インドネシアのビザはUS10ドルだったのに、
25ドルに値上がりしてました。
強制的に徴収できる上に、対象が外国人だけなので、
国民からの不満も出ないから賢い課税方法だなぁ。


海の前に広がるクラブハウスに到着

好天に恵まれ、海も空も青くて伸びやか。
平日に来ている!というのが開放感を増してくれます。

18ホール全てがオーシャンビューと言うわけではなかったのですが、
白い砂浜沿いのコースは海に飛び込みたくなるほどの綺麗さ。
強力な日差しで、大分日焼けしました。


しかし、全然ゴルフ上手くなりません。
少しはボールに当たるようになったのですが、スコアは水平線です。
生活にメリハリがないので、習いに行こうかと考えてます。

カジノ鳥

このところの週末の過ごし方はワンパターンで、
ずっと家でDVDで日本のドラマを見ているか、映画を見ているか、本を読んでいるかで
余りにも引きこもりになっているので、この週末は久しぶりに外に出ることにしました。


動物でも見るか、と言うことで向かった先はバードパークという、鳥ばかりを集めた公園です。
大小さまざまな鳥たちが集められており、これだけの種類の鳥を一度に見るのは
生まれて初めてでした。

鳥は、近くで見ると迫力があります。

大きな鳥は、人間と同じぐらいの背丈で、
表情も読みにくいし、怒っているのか、無関心なのかもわからない。


アイフォンのカメラに頼ったので、本当に大きくて恐い鳥が取れなかったのが残念。
人から距離を置いていた鳥たちは、獰猛なのだろうか、と勝手に思ってしまいました。
他の動物と同じで、鳥にも様々な性格的な特性があるはずです。


ペリカンは翼も口ばしも大きくて、水面を隊列をなして泳いでました。
飛行は、風の抵抗を考慮してVの字になって飛ぶのだそうです。
体のバランスからも、余り飛ぶのは得意じゃなさそうでした。


世界最大のペリカン目は翼を広げるとこのぐらいの大きさ。


夜目館というところにフクロウがいました。
フクロウは知恵の象徴。昔から好きな鳥の一つです。
ジーッと見ていると、首をクルクルと回します。一回転しそうなぐらい。
ヘーゲル法哲学概要に出てくる、「ミネルバのフクロウは黄昏に飛ぶ」
という言葉を思い出しました。


ま、黄昏でもないので、家の近くに最近オープンしたカジノにも行ってきました。

こちらはホテルなんだけど、まだオープン前。
会場の中は撮影禁止でしたので写真取れませんでしたが、
この間行ったセントーサ島と変わらないぐらいの熱気でした。


これは、そのカジノを家から撮った写真。

目と鼻の先です。
こんな家の近くに賭場があるなんて、
孟母だったら、引越しを決めるのでしょうね。